位置情報マーケティング活用法

位置情報マーケティング活用法

トレンドの移り変わりが激しいデジタルマーケティングについて、マーケターが押さえるべきトレンドをまとめました。デジタル変革期に欠かすことの出来ない最新情報をぜひご覧ください。

地図アプリでおなじみ「位置情報」をマーケティングに適用する

Googleマップといった地図アプリを利用する際、多くの方が位置情報をONにして活用されていることでしょう。
でも近頃は、近隣店舗の「お得情報」を受信するために、位置情報を活用しているスマホユーザーもいるんです。

位置情報マーケティングとは、携帯機器やカーナビなどに搭載されているGPSやWi-Fiを介して、デバイスの持ち主の現在地を取得、その情報をマーケティングに活用した手法の総称です。

そのポイントは、マーケティングの肝である「情報配信のタイミング」を制することができること。
ユーザーにとって「今届くとうれしい」情報を提供することができることにより、レスポンスの確度を上げ、満足度を高めることができます。今回は、位置情報を活用したマーケティング手法についてご紹介していきます。

「位置情報」がマーケティングに役立つのはなぜ?

テクノロジーの進化によって、私たちの生活のありとあらゆる活動がデジタルデータ化され、有効活用されるようになりました。ウェアラブルデバイスの普及やIoTの実践が進む今後の10年ほどで、この流れが推進されることは間違いありません。

「Web上の行動履歴をCookieで記録し、リマーケティングに活用する」といった、デジタルの活動をもとにデジタルの施策を打つ動きは、もはや当たり前になりました。昨今ではもう一歩広い領域まで、行動データ活用が推し進められています。すなわち、

  • 1. 「デバイスの持ち主が移動する」というアナログな動きを、
  • 2. スマホなどのデバイスで捕捉・データ化し、
  • 3. 「特定の場所(配信圏内)に移動したらこの電子チラシを配信する」という施策に結びつける

というもの。これが「位置情報活用」の基本的な図式です。

そもそも「位置情報」は、あらゆるビジネスのマーケティングを考える上で重要な「5W1H」のうち、「どこ」(where)にあたる情報のこと。さまざまな応用が考えられることは、想像に難くありませんよね。

位置情報が解決する、マーケティング上の悩み

たとえば、「店舗のクーポン情報をお知らせしたい」と思った時、Web広告を出稿しても、その店舗が近くにないタイミングでお客様の手に届いてしまうかもしれません。
しかし、もし店舗の近くに外出中のお客様がいる時に、クーポンやDMを送ることが技術的に可能なら、これまでよりもジャストタイミングな施策が可能になります。マーケティングの自由度が高まり、色々なアイデアが浮かんできますよね。

例えば飲食店の事例を考えてみましょう。クレープ屋さんの場合、

「本日15時まで! アイストッピングを無料プレゼント」

というクーポンの情報を、ちょうどその店舗の近くを通りがかった際に配信したら、ついつい寄り道してみたくなるのでは? という施策が考えられます。
これはO2O(Online to Offline)の一例であるとも捉えることができます。

店舗の近くにいると認識されたユーザーのスマートフォンにその店舗の広告を配信したり、プッシュ通知でクーポンや来店ポイントを配信したりして集客を促す事ができるため、お客様の行動に寄り添ったマーケティングが可能となります。「Where」(どこ)を押さえることによって、マーケティングはよりタイミングの良いものになります。

また近年では、広告はSNSを通じたバイラル・マーケティングの起爆剤としての側面もあります。位置情報は「現場」が存在するイベント等との相性も良いため、「イケてる」広告キャンペーンを打つことは、爆発的な認知の出発点になり得るかもしれません。

位置情報を取得する方法 - GPS, Wi-FI, beacon

最後に、位置情報が、そもそもどうやって取得されているかをおさらいしてみたいと思います。

真っ先に思い浮かぶのはGPS(Global Positioning System)でしょう。位置情報活用の走りであるカーナビにも搭載されるこの技術は、スマートフォンはもちろん、近年ではデジタルカメラなどにも搭載されています。GPS衛星からの信号をGPS受信機で受け取り、受信者が自身の現在位置を知るシステムです。

加えて、スマートフォンなどでインターネットに接続するために使用されるWi-Fi(ワイファイ)です。Wi-Fiへの接続可能範囲が限られていることは、スマホユーザーでしたら体感的にご存知かと思います。このことから、「どのWi-Fiを経由してインターネットに接続しているか」が分かれば、ユーザーの大まかな現在地が分かることになるので、Wi-Fiの接続状況を補助的な位置情報として活用することがあります。

最後に、IoTの測位技術としても注目されているBeacon(ビーコン)があります。位置情報測定を可能にしたい現場にBeaconを設置すると、極めて近い距離でのみ通信ができるBLE(Bluetooth Low Energy)を介してスマホ等のデバイスと通信。電波の届きにくい屋内にも位置情報を提供します。今後、位置情報マーケティングが普及するにつれ、心強いインフラとして機能することが期待されています。

まとめ

今回は、「位置情報」を使ったマーケティングの活用方法を見てきました。1番の強みはビジネスで重要な5W1Hのうちの「どこ」(where)に居るのかという情報を取得し、現場に合った施策を自由に考案できる点にあります。スマートフォンやウェアラブルデバイスの普及により、位置情報活用はますます一般的になっていくでしょう。

また、位置情報マーケティングは、O2O集客の手段としても期待を集めています。O2Oに関心を持つ方は、取りうる手段の一つとして、視野に入れるべき技術と言えるでしょう。



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