ボイスサーチがマーケティングに与える影響

2017/06/14
更新日:2019/03/11
ボイスサーチがマーケティングに与える影響

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音声認識機能ボイスサーチで、SEOの未来も変わる?

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Siri や Cortana などの音声認識機能を利用している人が増えています。皆さんもスマートフォンに音声入力して情報を得る、という体験をしたことがあるでしょう。現在、アメリカのWebマーケティング界では、このVoiceサーチに今後どのように対応していけばよいか?という議論がホットなトピックとなっています。

恐らく、日本でもVoiceサーチへの対応は、近い将来、欠かせないマーケティング対策の1つとなるでしょう。そこで、この記事では、Voiceサーチがマーケティングに与える影響と、それに応じた将来のSEO対策について考えていきたいと思います。

そもそも音声認識で用いられる技術とは?

Voiceサーチとマーケティングについてお話する前に、音声認識の技術について簡単に説明します。音声認識においては、弾性マッチング・隠れマルコフモデル・ニューラルネットワークなどの手法がよく用いられています。歴史的には、1920年頃から音声認識の開発が始まりましたが、1970年代頃に弾性マッチングを利用した音声認識の研究が発展し、その後それを拡張した形で隠れマルコフモデルの研究が盛んになりました。

そして2010年代より、エンジニアの方はよく耳にするかもしれませんが、深層学習(ニューラルネット)という手法が応用されるようになってきました。近年大きく発展を見せる音声認識技術を用いたVoiceサーチですが、マーケティングへの影響はどのような点があるのでしょうか?

Voiceサーチがマーケティングに与える影響

まず、1番大きな影響といえるのが、Voiceサーチだと「検索結果候補」という概念がなくなるということです。タイピング型の検索だと、キーワードに関連する優良なコンテンツが順番に表示されます。しかし、音声認識機能を利用した会話型の検索になると、Siri や Cortana はユーザーが求める最適な答えを1つだけ提供します。つまり、Voiceサーチでは、自分のコンテンツが「検索エンジンの1ページ目に表示されている」だけでは不十分であり、「検索エンジンの1位に選ばれている」という状況をつくりださないといけない、非常にシビアなコンテンツ最適化が求められることになります。

次に、会話型の検索ワードがタイピング型のワードとは異なる点に注意が必要です。タイピング型だと、2~3の単語を組み合わせる非常にザックリしたクエリーでしたが、会話型になるとクエリーがより具体的になります。例えば、渋谷でレンタカーを利用しようとする時、タイピング型では「渋谷 レンタカー」と検索していたところ、会話型になると「渋谷でレビュー数が高いレンタカー屋教えて!」と検索するユーザーが出てくるわけです。ここで、Googleが認識するキーワードは、タイピング型では「渋谷 レンタカー」のみですが、会話型だと「渋谷 レビュー 高い レンタカー」となりますね。つまり、よりロングテールキーワード対策がVoiceサーチでは重要になってくることになります。

Voiceサーチに応じたSEO対策

Voiceサーチに応じたSEO対策は、新しいトピックであり、まだ明確なものは確立されていません。ただし、ユーザーのVoiceサーチの使い方の傾向を基に、想定されている対策を2つ紹介します。

ロングテールキーワード

1つはロングテールキーワードを更に洗練することです。これは、先ほども簡単に説明しましたが、会話型の検索はより詳細で具体的なものとなるからです。レンタカーの例のように、タイピング型ではクエリーに入ってこなかったキーワードが、会話型には入ってくることが非常に高くなります。よって、より慎重かつ綿密にロングテールキーワード対策を行っていくことが求められます。

5W1Hに分けたコンテンツ

次に、あるトピックに対して5W1Hに分けたコンテンツを用意することです。タイピング型では、5W1Hに関連する単語を使わないケースがありますが、会話型の検索では、「~ってなに?」、「~ってどうするの?」、「どこで~?」、「いつ~?」、「~はどっち?」、「なんで~?」といった単語が使われることが増えます。

例えば、新型iPhoneについて調べるとき、タイピング型では「新型 iPhone」と調べれば、ある程度What、How、Whenなどの情報がまとまったコンテンツにたどり着けます。しかし、会話型だと「新型iPhoneってなに?」という質問から始まり、その後「へ~、いつ発売なの?」「A社のスマートフォンと、どっちがおすすめ?」「iPhoneの方がおすすめなのか! どうして?」という会話が続いていくでしょう。音声認識機能は、質問される度に、それに対する答えを探してきます。仮に用意したコンテンツが上記の質問内容を全て満たすものであっても、例えばタイトルが「新型iPhoneの概要」というものであったらVoiceサーチはヒットしづらいのです。そこで、想定される質問パターンになるべく多く対応できるように、5W1Hそれぞれにフォーカスしたタイトルを持つコンテンツを作成するのが効果的です。

まとめ

以上が、Voiceサーチが今後SEO対策に与える影響とその対策となります。まだまだ不確定要素がありますが、Voiceサーチの検索傾向を考えると、ロングテールキーワードと5W1Hの区別は必要な対策になってくるでしょう。

世界では Google Home や Amazon Echo などの音声アシスタントデバイスが、大きな注目を集めています。2017年1月の時点で Google Home の販売台数は50万台ほどで、Amazon Echo は数百万台ほどだと報告されています。これらの音声アシスタントデバイスは、まだ一部の国でしか発売されておらず、日本での発売は年内といわれています。

来年には、日本でも多くの人が Google Home などを家に置いている可能性は大いに考えられます。そうなると、Voiceサーチの需要はさらに高まることでしょう。そんな未来を見据えて、本記事をぜひ参考にしてみてください。

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