SEO対策のために! PageSpeedとAMP

SEO対策のために! PageSpeedとAMP

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WEBサイトのページ表示速度は、SEOにおいて重要な要因。

第1回 SEO対策のために! PageSpeedとAMP

WEBサイトのページ表示速度(以下、PageSpeed )はSEOにおいて重要な要因です。2012年に Google は正式に PageSpeed を検索順位決定要因だと発表しています。もちろん、被リンクやコンテンツの質に比べれば優先順位は下がります。しかし、PageSpeed は他の Google の評価指標にも影響を与えます。ローディングに時間がかかっていると、離脱して他のコンテンツを見に行くことはありませんか? つまり、PageSpeed が遅いと離脱率、滞在時間、ページビューなどのコンテンツパフォーマンスを大きく下げることから、決しておろそかにできないSEO対策の1つとなります。

これから、SEO対策における PageSpeed の改善法について解説していくのですが、簡単に結論をいえば「1つ1つのページの容量を軽くし、通信回数を減らしていくこと」が PageSpeed を速くする秘訣です。それでは詳しい内容に入っていきましょう。

1. PageSpeed のチェック方法

PageSpeed を改善する前に、自分のサイトの PageSpeed の状況を把握しなければなりません。チェックツールは、Google PageSpeed InsightsGoogle Analytics の2つです。両方とも無料ツールですので、この記事を読み終わった後にぜひ活用してみてください。

Google PageSpeed Insight は PageSpeed をチェックしたいページのURLを打ち込めば、モバイルとパソコンそれぞれのスピードパフォーマンスを100点満点で評価してくれるものです。また、下の画像を見てもらえれば分かるように、スピードを上げるための修正点を提案してくれます。改善法については次の節で説明しますが、基本的に Google PageSpeed Insight が指摘してくれた点を修正することで PageSpeed を向上させていきます。

Google PageSpeed Insightの画面

一方、Google Analytics は、各ページの速度を相対的に分析するためのツールです。1つのドメインに対して多くのページを持つ場合、どのページから改善していくか優先順位を付ける必要があるため、Google Analytics からの分析は非常に重要になります。相対的評価のページは、「行動>サイトの速度>ページ速度」からチェックすることができます。下の画像のように、サイト全体の平均速度に比べて速度が速いページ、遅いページを表示してくれます。

Google Analyticsの画面

以上が、自分のサイトの PageSpeed を分析する2つのツールです。基本的には、Google PageSpeed Insight と Google Analytics 両方を活用していくことをお勧めします。まず、Google Analytics で速度が遅いページをチェックして、その後それらのURLを Google PageSpeed Insight に打ち込んで修正点を確認し向上させていくことが最も効率的かつ効果的なフローとなります。

2. PageSpeed を上げる方法

最初に簡単に述べましたが、PageSpeed を遅くしている原因は、主にページの容量の重さと通信回数の多さとなります。

容量の重さ

容量を重くしている要因は画像や動画です。ファイルサイズの大きい画像や動画をたくさんページに貼り付けていると、容量が重くなり読み込み速度が遅くなります。ですので、画像や動画の数を減らしたり、それぞれのサイズを小さくしたりして容量を軽くしていくことが、PageSpeed の改善法の1つとなります。また Lazy Load で読み込む画像を制限することもスピードアップに繋がります。1つのページに多くの画像や動画がある場合は試してみましょう。

通信回数の多さ

続いて通信回数ですが、まずはページが表示されるまでに何が起こっているかを理解する必要があります。サイトページは、土台となる1つのHTMLファイルとそれを補完する複数のCSS、JavaScriptなどのファイルで構成されています。あるページのURLをクリックすると、サーバーの中でページを構成しているファイルを1回1回読み込むことで、初めてスマホやパソコンの画面にそのページが表示されます。HTMLの中に記述されている外部CSSファイルやJavaScriptファイルの量が多いと、その分通信回数も多くなるのです。つまり、余計なファイルを削ることで通信回数は減っていき、結果的に PageSpeed が速くなります。

これら2つが PageSpeed を上げる主な手法となりますが、他にもブラウザのキャッシュを活用したり、リダイレクトを取り除いたりの改善法もあります。どこを改善したらよいかは、全て Google PageSpeed Insight が提案してくれますので、それを基に PageSpeed を向上させていきましょう。

3. PageSpeed が革命的に上がるAMPとは?

AMP とは Accelerated Mobile Pages の略で、昨年2016年から非常に注目されているコンテンツフォーマットです。AMP はモバイル専用のキャッシュコンテンツのようなものであり、普通のページよりデータ量が1/8で済み、PageSpeed も4倍速いといわれています。2016年に Google は全てのサイトに対してAMPフォーマットの利用を可能とし、以降AMPコンテンツは急激に上昇しています。現在、ほとんどのコンテンツの閲覧はモバイルデバイスで行われることから、自分のページのモバイル向けコンテンツをAMPフォーマットにしていくことは、サイトマネジメントの必須事項といってもよいでしょう。

ページ1つ1つをAMPフォーマットにするのはとても大変で、使えないタグがあったりCSSをインラインで記述しなければならなかったりなどの制約もあります。例えば WordPress であれば、一括で変換してくれるプラグインもありますが、レイアウトが崩れる可能性があります。エンジニアとマーケティング担当者で相談しながら進めていくのがよいでしょう。

またAMPフォーマットとSEOの関連性ですが、GoogleはAMPの利用とSEOの向上は関係ないと明言しています。ただ、PageSpeed が速ければローディング中に離脱するユーザーを減らすことができます。つまり、AMPは離脱率や滞在時間を向上させ、間接的に Google の評価を上げる要因となり得るのです。また、サイトをAMPフォーマットにしたことで、再訪問率が上がったという事例もあり、ユーザーのロイヤリティを高める役割もAMPは持っていると考えられています。

まとめ

PageSpeed は、それ自体も Google の評価の対象になるうえ、離脱率や滞在時間のコンテンツパフォーマンスにも大きく影響する要素となります。ですので、定期的に Google PageSpeed InsightsGoogle Analytics をチェックして、PageSpeed の向上に努めるようにしましょう。

ただし、最初にも述べたように、PageSpeed は Google の評価の決定要因の1つに過ぎず、被リンクやコンテンツの質のほうが重要な要因だということは忘れないでください。画像を削除してスピードを速くしようとする際、「削除することによってコンテンツの質が落ちないか?」はしっかり吟味するようにしましょう。コンテンツ、被リンク、PageSpeed を包括的に最適化していくことが、SEOにおいて最も大切な心構えです。同時に、そこがSEO対策の難しさだといえます。



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