販促物のヒントは街中にあり!クオリティを上げるこだわりの用紙選び~飲食業【前編】~

From: ダイレクトマーケティングラボ

2020年11月30日 00:00

この記事に書いてあること

販促・マーケティング担当者の仕事に求められるものは、市場の状況やトレンドによって変化。顧客ニーズが多様化する中、売上アップと仕事の効率化を実現する施策に悩んでいませんか?そんな方のために、販促・マーケのよくあるお悩みと解決策をお伝えします。

街頭で配られている飲食店やショップのチラシ

街頭で配られている飲食店やショップのチラシ、お店の外に掲示されているメニューなどの販促物。情報が溢れる街中で目を引き、手に取ってもらい、足を止めてもらうために、どんな工夫が必要でしょうか?

キャッチ―なタイトル、鮮やかな色合いやシズル感のある写真など、様々な工夫がある中で、写真の再現性の高い印刷の仕上がりも極めて重要な決め手になります。ちょっとしたことで販促物のクオリティを上げる方法や、雨に濡れることもある屋外で使用できる販促物を、手間をかけずに作る方法のヒントは、仕事の合間のランチタイムで出かけた街中にありました。

外を歩いていると配られているチラシ。よく見てみると……

マネージャー:

あの二つの事例(広島建設様事例、ホテルメトロポリタン仙台様事例)で、社長も納得してくれたようね。無事PODも導入されたことだし、お祝いにランチでも行きましょうか?

西村:

行きましょう、行きましょう!

マネージャー:

やっぱり、外を歩くとリフレッシュできるわね!ランチのお店、どこにしようか?

西村:

そうですね……あ、ありがとうございます。新しくできたレストランのチラシをもらいましたよ。そういえば、朝は最寄り駅前でもカフェのチラシを配っているし、休みの日に出かけるとよく居酒屋やファミレスのチラシをたくさん受け取るなぁ。どれどれ……これ、めちゃめちゃおいしそうです。でも、なんでこんなにおいしそうに見えるんだろう?

マネージャー:

西村くん、いいところに目を付けたわね。このチラシのクオリティを決めている重要なポイントのひとつが紙よ。印刷に使っている紙のおかげで、写真がすごくキレイに見えるって知ってた?

西村:

なるほど!紙が違うんですね。チラシが急に必要になったとき、社内ではついコピー用紙で印刷してしまうけど、写真がいまいちなんですよね。こういうツヤがある紙を使えば、見栄えもいいし、受け取ったときの印象も変わりますね。このツヤツヤした紙、なんていう名前なんだろう?

コート紙を使えば受け取ったチラシの印象がレベルアップ!

マネージャー:

こういうツヤのある紙は、「コート紙」というのよ。チラシでよく使われる代表的な紙が「OKトップコート」ね。

西村:

コート紙を使うと、こんなにキレイに仕上がるんですね!今まで、販促物の印象はデザインで決まるとばかり思ってました。OKトップコートを使ったら、社内で印刷しているチラシも今もらったチラシみたいにキレイに仕上がるのかな?

マネージャー:

そうよ。販促物のデザインももちろん大切だけど、せっかくデザインにこだわるなら、印刷する紙にも同じくらいこだわるべきよ。そうすれば、販促物のクオリティはぐっと上がるわ。

コート紙とは、チラシなどによく使われる表面にツヤのある紙です。
コート紙の代表格であるOKトップコートは、紙の表面がコーティングされていて表面が滑らか。インクの乗りが良く、写真や色の再現性に優れています。

紙自体の光沢による高級感のある仕上がりも特徴です。コーティングされていない紙と近い価格で販売されているため経済面のメリットも。インクの乾きが早いため、内製によるスピーディな印刷にも適しています。

飲食店のチラシ

ニーズが高まる屋外向けチラシには耐水性が不可欠

西村:

社内での印刷に使いやすい上に高品質なチラシに仕上がるなんて、すごい紙ですね。紙の話題も提供してくれたことですし、このチラシのお店に行ってみませんか?

マネージャー:

そうしましょう。あ、雨が降って来たわよ。急いで!

西村:

このお店ですね。お店の前にランチタイムメニューが貼ってあるな。ラミネート加工をしてあるから水を弾いていて、雨対策もばっちりですね。ラミネート加工って、結構面倒なんですよね。お店の前に掲示する1枚を作るだけならいいけど、うちの会社は店舗の数だけ販促物が必要だからいつも苦労してるんです。フィルムを貼るのを失敗したら、印刷からやり直しだし……。

マネージャー:

西村くん、この紙はラミネート加工していないわよ。もう忘れちゃった?特殊フィルムで紙を挟んだ耐水紙やフィルム系の用紙を使えば、印刷するだけで水に強い販促物が作れるって前に話したじゃない。あのときは型抜きや折り加工がされた紙を紹介したけど、こういう使い道ができるタイプもたくさんあるのよ。

特殊フィルムで挟まれた耐水紙のひとつが、ラミフリーです。

ラミネート加工なしで優れた耐水性を発揮するため、屋外や生鮮売り場など、水気のある場所に掲示する販促物に適しています。光沢があり写真や色を美しく再現できるのも特徴。

長尺や型抜きのほか、A4サイズやA3サイズなどの一般的なタイプも揃っているため、飲食店などのメニュー印刷にも最適です。屋外用など水気対策が必要な販促物を作るときも、ラミネート加工の手間が大幅に削減できます。

ラミフリーのサンプル

まとめ

西村:

ラミフリーにそんなにたくさんの種類があるなんて知りませんでした!型抜きタイプを使えば、水に濡れることのある売り場で使うPOPも簡単に作れますね。お店の外の「SALE」の表示も作れるし、最近ニーズの多い「テイクアウトOK!」と書いた掲示物も、ラミフリーで作れば安心してお店の前に貼れます!

マネージャー:

ラミフリーは耐水性と耐久性が普通の紙より高いから、料理の写真入りのメニューも、長い間、鮮やかに掲示ができるわ。いつもキレイな状態で、お客様に見てもらいたいところで活用するのがポイントね。今話したOKトップコートもラミフリーもPODで印刷できるから、用途に応じて使い分けると販促の効果が高まるわよ!

西村:

受け取ったチラシ1枚で、こんなにアイデアが膨らむとは驚きました!会社に戻る間にも、使えるネタがないか探してみます。

マネージャー:

会社の外でも販促担当者の目線でいると、仕事に活かせる発見があることがわかったわね。いろいろ話したらお腹すいちゃったわ。さ、お店に入りましょう!

記事タイトルとURLをコピーしました!

https://www.ricoh.co.jp/magazines/direct-marketing/column/o00007/

業種別で探す

テーマ別で探す

お問い合わせ

ダイレクトマーケティングラボに関連するご質問・お問い合わせは
こちらから受け付けています。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ