卓越ダイレクトメールを編み出す、発想の源流を訪ねて

卓越ダイレクトメールを編み出す、発想の源流を訪ねて

効果的なダイレクトメールってどんなものだろう。その課題にとことん取り組んできた中堅からベテランまでの個性的で経験豊かな5人のディレクター。5人それぞれが感じた「はてなへの答え」をそっとお伝えしていきます。お役立ち情報も展開していくのでお楽しみに!

私が魅惑的なお便りをつくれるのはなぜだ!?

「お便り」が身近になる時季です。

寒さとともに鴨南蛮そばとカレーうどん(餅入り)に心惹かれるデザイン馬鹿一代[G]でございます。クリスマスカードや年賀状、ふだんよりも「お便り」が身近になる時季です。そこで本日は、ダイレクトメールの制作30年超えの自称・手だれのマエストロ(!)が "魅惑的なお便り" について勝手気ままに綴ってみたいと思います。

(今回は「実用的」な話にはなりません。作り手側の思いですので、悪しからず…)

「魅力のある便りをしたためる(≒効果的なダイレクトメールを制作する)コツって何ですか?」と訊ねられることが多々あります。老練で偏屈なマエストロとしては「自分で考えろ!自分で編み出せ!」と突き離しますが、私が答えず突き離すのも、恥ずかしながら答えが解りかねるからに他ならない訳で(むしろ私自身が答えを知りたいものだ)。

なぜなら、時と場合・関係者・内容・目的などによって、配慮せねばならないことは逐一異なり「これだっ!」と絞り込めないのですよ。

でもひとつだけ「とっても大事なことだ!」と私が制作時にブレずに抱いている思いが存在します。それは "伝えるを楽しむ" という思いです。

お便りの魅力は "伝わる快感" にあり

そもそも「魅力のあるお便り(含:ダイレクトメール)」ってどんな郵便物なのか?

私の考えは単純、「それは、受け取って気持ちがよくなる郵便物」。

言い換えると「受け取ったことが楽しいお手紙」、もう少し深掘りすると「誰かから自分に、何かが確かに "伝わる/伝わった" ことに快感を覚えることのできるお便り」だと考えております。

あなたも(伝える側でも伝えられる側であっても) "確かに伝わる" というシンプルな出来事にふとスカッとし、快く感じた経験をお持ちではないですか?

大袈裟かもしれませんが、そんな "伝わる" の愉悦、それを求める欲望こそが、人間の通信技術や情報網を進化させる原動力だったのではないかとまで、私には思えてしまいます。

"伝わる" が楽しい…ちょっとひねった言い方ですが、そんなお便りって、絶対、強い。

"伝える" を楽しむ、ゆえに "伝わる"

本題に戻ります。どうすればそんな "伝わる" が楽しいお便りづくりができるのか?

「魅惑的なお便り」を送れるのか? 

ひょっとしてその奥義じゃないかと感じつづけているのが、前述したように「作り手として "伝える" を楽しむ」…ということ。

いささか抽象的で申し訳ないのですが、作り手が伝えることに楽しみや価値観を抱かずに、受け取って気持ちいい "伝わる" お手紙がつくれるのか? 楽しむことなく、難しい顔で固いアタマを抱えて余裕も無く制作したダイレクトメールが、受け取った皆さまを楽しくさせることができるのだろうか—————否。端的に言えば、そう言うことです。

私は「伝わることは楽しいことだ!だから伝えることも楽しいことだ!」と信じています。ゆえに、知恵をしぼる・工夫をこらす・苦労を重ねるだけでなく、 "伝えるを楽しむ" 姿勢や気持ちを保つことを作り手が忘れてはならないと思っています(企画や営業のスタッフ、送り手であるクライアントも!)。

私のつくるお便り(ダイレクトメール)が魅惑的なものであり、他より僅かでも秀でていると評されているならば、その差を生んでいる元は "伝える" を楽しむことなのではないかと。

この "伝えるを楽しむ" ことで生じる効果を少しでも分かりやすく、経験の中から3つ挙げるなら、

①伝えることが楽しいと思っていると、伝えるための、ポジティブで型にはまらないアイディアが湧きやすい。

②伝えるための心配り(デザインや話法の配慮)が自然と行き届くようになる。

③伝わるダイレクトメールを産み出して伝えたいことがしっかり伝わると、とても爽快で癖になる→次も頑張れる→クリエイターとして長続きする。(笑)

科学的根拠などないけれど、楽しく取り組んでいないとでき上がったものも楽しくなくなる…、そんな気がするのです。(お便りづくりに限らずですが)

集うべし! "伝えるを楽しむ" 強者ども

さらに、 "伝えるを楽しむ" 同志が組むと、伝えるためのアイディアはひときわ広く強く羽ばたき始めます。

20年程前には "伝えるを楽しむ" 強者(つわもの)どもがあちこちにおり、切磋琢磨し、ともに仕事する際には過剰な相乗効果を野に放っていたように思います。

そういえば昔々、私自身そんな強者仲間と「手紙に印刷されたキャラクターが実体化して語り出す手紙って凄まじくアピーリング(魅力的!)じゃないか?」「郵送じゃなく、伝書鳩で届けること、できないものかね?」なんていう非現実的なアイディアを真剣に実現できないか議論・調査した覚えがあります。好例かどうかはさておき、このくらい無茶でも良いから "伝えるを楽しむ" ことから体現されたような発想こそ、今の時代にささるのではないのかなと…。(なお、例に挙げたアイディアは現在では絵空事じゃなくなってきています-----前者はVRの世界で、後者はドローンで。)

ということで、 "伝えるを楽しむ" 私は、この原稿も楽しむ気持ちで綴っています。

この気持ち、読んでくれたあなたにも伝わっているならば、さらに楽しい私です。

まとめ

私のつくるお便りが魅惑的なそのワケは!今回の[は]腹の底から「伝える」を楽しむと心得る。今回の[て]手間を惜しまず「伝える」気配りを隅々に。今回の[な]仲間と刺激し合い「伝える」を磨く。



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